2007年4月27日金曜日

急遽一人

下北沢ガレージ5/4(金)にオープニングアクトで出演させて戴くことになりました。

ありがたいことです。
ゴールデンウィークのまっ只中です
1週間後です
一人です。


がんばれ!
俺。

2007年4月22日日曜日

消えたみたい

5時間ほど前。
ライブの音源をCDに焼こうと思いファイルにしていた。
MDに録音されていた。
MDからPCに取り込もうとして誤って消してしまった。
誤った指示でボタンを押してしまった。
一瞬の作業で一瞬でなくなってしまった。

何が起こったかよくわからなかった。
しばし放心し、いろいろな感情が渦巻く。
そして2時間くらい寝てしまった。

考えたくもない。
どうせ消えてしまった。というより消えたみたい。
自分を責める気にもならない。
なんだかコワイという漠然とした感覚だけが残った。

2007年4月20日金曜日

ラジオから回る

車に乗ってる時間が多いのでFMラジオをよく聴きます。
ふだんはなんとなくJ-WAVEを聴いてたりするんですが
今日はなぜか放送大学を聴いていました。
「まなざしの増幅」という講義でしたがとても興味深い話でした。
教育をテーマに人間の知的欲望は両刃の剣であって危うく、難しい、
物の見方、視点(まなざし)によって価値観は変わってゆくみたいな話でした。
例として近代ヨーロッパの価値観の変遷を取り上げていました。
大きな話で抽象的、観念的な題材ですが、大事なことだと思いました。
近代化した文明は、原始、野生に憧れるとか 、
人間はそろそろ限界を知って、自粛するということを覚えるみたいな話には
引き込まれました。
そして、中島みゆきさんの「まわる~まわる~よ、時代はまわる~」が
頭でまわってました(笑)

話は変わりますが、ラジオで流れる音楽を聴きすぎるせいか、
ふとメロディーが浮かんで、あ、これはキャッチーだ!と思っても、
すぐに「でも誰かの曲かもしれない」と思ってしまい
そのまま流れ去るということがよくあります。
ということで、ここ何年もキャッチーなメロディー恐怖症に陥っています。

2007年4月16日月曜日

深夜からおはようございます。

とても悲しいメロディーの曲をつくってました。
真夜中だなあ。
というよりもう朝方だなあ。

CHINA TOWN

今日は天気が良かった。
昼間、中華街へ行って友人知人と飲茶を食す。
美味いけど中国人の店員、態度悪し。
日曜日の中華街は恐るべき人の渦。
俺もそのひとりだが。

山下公園でボケーっとする。
船の汽笛がボーっと鳴る。
転がってきたサッカーボールを蹴り返す。
カップルが芝生の上で抱き合って寝転んでいる。
ウエディングドレスの花嫁さんが道を横切る。
とても綺麗で見とれる。
花婿はとなりに居たか定かではない。

とても良い日曜日だなあ。

夜。首都高を走る。
友人から借りたJeff Bucklyのライヴ音源を大音量で流す。
泣きそうになった。

2007年4月13日金曜日

自業自得

フィッシュマンズを聴きたくなって、探すのだけど1枚も見当たらない

なんでだ?

管理能力が著しく低い

ああ。

自業自得。(仏)※



※ 自らつくった善悪の業の報いを自分自身で受けること。広辞苑より

曲の背景(その四)

4. サウジアラビア遊泳法

ある日、友人の井本氏からメールが入っていました。「なんか活動したくなってきた、なんでも協力するよー、歌詞とか」みたいな内容だったと思います。彼は元コピーライターで現在PVプロデューサー。某有名ミュージシャンの方々のPVを身を削って作っておられます。忙しい彼からそんなこと言われてはこちらも黙ってはいられません。さっそくこの曲を聴かせました。よっぽど創作意欲が湧いていたのかあっという間に出来上がってきた詞は無意味というかナンセンスというか、でもキャッチーみたいな独特の雰囲気を持っていました。これは面白いと血が騒ぎ、さらに世界を大きくしたりして出来上がったのが変なタイトルの曲「サウジアラビア遊泳法」です。
聴かせた人からは、いったいどこがサビなの?と聞かれますが、わかりません(笑)そういうこと考えずに作っちゃいましたから。ニュアンスのみです。

後半の「夜汽車が~」って歌っている後ろで汽車が走っているのわかりますか?汽笛まで鳴ってますよ(笑)耳を澄ませば。あれはギターです。彼のプレイはいつもニヤリとさせてくれます。

2007年4月10日火曜日

曲の背景(その参)

3. エントランス

「なんかポップな曲やりましょ」とボブがライブ1ヶ月前くらいに来て言いました。
あれこれ昔の曲からひっぱり出しましたがボブの反応いまいち。何曲も聞いてるうちに「なんかよくわからなくなってきた・・・」 とボブ。
「なんか最近こんな曲あるよ」といって作りかけの曲を弾き語りで披露。ボブ「あ、それでいいかも」。
ということで他のメンバーにイメージを伝えるために急遽ざっくりとした打ち込み音源をつくってファイル送信。
リハーサル当日、JUMBOのベースラインはすごく良い。そうそうそう、そんな感じ。そんな感じ。
亮介が「こんな感じでしょ、オーシャンな感じ」と言ってアプローチ。ありゃ、そう来るの。
さすがペトロールズ、いい加減にすぐ形になるなーって思いながらも曲中9拍だったり7拍だったりの部分があって自分が一番苦しむ(笑)

曲のサイズも決まり、持ち帰って歌詞を書く。が、ポップ過ぎて何歌えばいいかわからん。で、オーシャンな感じってどんなの?大瀧さんとか山下さんな感じかしら。太平洋、南国の諸島とか。江ノ島じゃない感じはわかるけど、確実に日本海じゃないよなー。などとあーでもないこーでもないと考える。しばらく放置。かなりの日数放置。やばい。早く書いて覚えなきゃならないのに。
ということでオーシャンな世界は置いといて、覚えやすい歌詞を優先することにする。
3月31日なんとか出来上がる。4月1日なんとか歌いきる。この曲一番ひやひやしました。

曲の背景(その弐)

2.サンズイ

これは2003年頃の曲です。それまでやっていたユニット(ギターヴォーカル&ドラム)を解散して、録音編集機材のプロツールズを購入後一人でシコシコと引きこもって自己満足の世界で作っていた中の1曲です。当時、亮介が我家に入り浸っていたので、ちょっと弾きなさいと言って沢山弾かせた後にごちゃこちゃ切り貼り編集して作りました。ですから手元にある音源とこの前のライブはまったく別物です。
亮介のソロパートを曲間に意図的に入れ込んだため、ライブでは彼なくして成立しなくなりましたけど・・・
一度2人でアコースティックライブをした時に亮介が最後のソロでディストーションを踏み、暴走したのが印象的だったので、今回はそれを強調する意味でソロ前の音を抜いてみました。
ボブと3人でやった時にはアレンジを変えてCDが先に進まずずっと同じ箇所を繰り返すというイメージの演奏をしました。アドリブが多分に盛り込めるアバウトな曲のためライブ向きで個人的にはとても気に入ってる曲です。 今回は亮介とアコギだけで演るつもりでしたが、リハーサル中JUMBOとボブがセッションに参加してきて、それがとても良かったので急遽4人で演りました。

歌詞は精子が卵子に辿り着くイメージで性的な歌です、みたいなこと言いましたが完全に意味後付けです。実は特に意味はありません。後から歌詞を読み返して、あぁそういう解釈もできるなって思って前のライブのMCで適当に言ったら、後日ライブに来てた女性2人が妊娠したという報告をもらいまして、その2人の子供の出産予定日が前後2日くらいで逆算するとライブの近辺だったっていう事実はあります。気をつけて下さい(笑)


あ、それから遅くなりましたが5日にコメントくれた方ありがとうございます。またぜひライブに来てくださいね。

2007年4月8日日曜日

曲の背景(その壱)

もう早くもガレージ13周年イベントから1週間が経ちましたが
皆様いかがお過ごしでしょう?先日はありがとうございました。

1週間経ったので?(笑)先日やった曲の紹介を順次いたします。(その壱)

1.Amsterdam to Paris (通称、アムス)←身内呼び

この曲は2000年頃に書いた曲です。アムステルダムに行きたいなーとの想いを馳せてヨーロッパってこんな雰囲気?って想像のもと作ってみました。
その後アムスを訪れたわけですが、冬に行ったんで日照時間が少ない。
でも夜が綺麗なんですよ。夜の空の色が。たぶん空気感。
この曲は録音時になんとなくその透き通るような深い青の雰囲気をイメージしてみました。

あと、アムスで何にびっくりしたって列車に国内線と国際線があったこと。
考えてみればヨーロッパは地続きの国がたくさんですものね。
過去に行ったことのあるヨーロッパってイギリスとスウェーデンとデンマークのみ。
どれもみんな個性強い先進国で島国ですね。
同じく先進国島国育ちの私としてはちょっとしたカルチャーショックでした。
アムスはとにかく他いろいろカルチャーショックでしたけどね。
もちろん国際線にはパリへ向かう列車もありまして、でも乗ってないです。
あくまで想像でアムスからパリへ行く途中という設定。
世界の車窓からって番組ありますけど、あの窓から見えるヨーロッパの風景の中
東京から訪れた一人の男、色々もの思いにふける!みたいな歌詞を唄ってます。

この曲で少ないコードでループする気持ちよさみたいなものに目覚めてしまいました。(笑)

そうそう!その時にアムスのCDショップランキングNO.1だったSt Germainの「TOURIST」
ってアルバムめちゃめちゃカッコイイですよ。オススメです!

2007年4月7日土曜日

赤坂とカントリー

赤坂で亮介が演奏してるって言うので、
友人に誘われて久しぶりにカントリーハウスに顔を出した。
赤坂の街は子供の頃から縁深いのだけど、
久しぶりに行くとまた印象が変わってたなあ。
なんとなく街の雰囲気が年々チープになっていく感じがします。

カントリーハウスは4年ぶりくらいかな。
こちらは雰囲気変わらず。
個人的に色々な思い出がある場所です。
カントリー音楽に馴染みは薄いけど
かかわりの深い音楽家はここを通して出会ってますからね。

不思議な縁を感じます。

2007年4月5日木曜日

ライブやりてー

昨日から急に押し寄せて来たこの前のライブの余韻から抜け出せないや。
波にずるっと沖まで持っていかれるような感覚。
この精神の波ってやっかい。

でもこの前のライブをきっかけにまた精力的にライブしたくなりました。
重い腰あげないとね。良い刺激をもらったし。
ブランクがあるので、また1から積み上げていく感じだけど。

どんな形態でどんな音楽をやるのか未定ですけど
たぶん、何でもアリな感じでやります。
決まり次第ウェブで告知するのでよろしくです!!!

それから、コメントくれた方、ありがとう!

2007年4月3日火曜日

やっと始まった感じ

今日は雨だったけどね、夕方ちょっと晴れましたね。
その頃、第三京浜を横浜方面に走っていました。
満開の桜を横目に。オレンジの空を正面に。
第三京浜をドライブって好きなんですよね。

話は変わるけど、
日本人って3月終わりの4月始まりって体に染み付いてる
と思いませんか?卒業して入学とか入社とかって。
今更ですが、やっと今年が始まった感じしてます。
暖かかったり寒かったりだけど、春っていいな。

2007年4月2日月曜日

心が躍った一夜

終わってしまいましたね。ドキドキの一夜。

当日ガレージを訪れると楽屋から音楽が聞こえる。
最初CDが流れてるのかと思ったんだけど
入ってみると渋いオジ様たちがリハーサル中。
カッコ良すぎ!これがブルーグラスかとついつい聞きほれてしまいまいた。
昨日来られた皆さんもほとんどが初体験じゃないでしょうか?
音楽は空間、世代を越える、を実証していましたね。

実は今だから言えるけど、ライブは2年ぶり、リハーサルは一回のみ。
当日は不安要素いっぱいでした。
でもどんな状態であれバックがペトロールズなんで身を任せて楽しもうと。
で、本番なんとかなるもんですね(笑)。勢いとか空気感でしょうね。

なにはともあれ、主役の亮介がすごく頑張ってた。本当に楽しいイベントでした。

ガレージのスタッフの皆さん、出口さん、13周年おめでとうございます。
こんなすばらしいイベントに参加できて嬉しい限りです。

ペトロールズのメンバー、どうもありがとう!

それからほとんど初対面なのに暖かく迎えてくれた観客のみなさん、どうもありがとう。